
湯島で生きる“島活”応援事業
熊本県上天草市湯島は、限界集落の地域資源や農水産物を磨き上げ、「島ならではのスローライフ」を体験できる移住モデルを構築します。恋する灯台やアコウの木を活用した観光プラン、フォトウェディング、空き家活用による住まいと雇用の確保を通じて、湯島の魅力を発信し、移住を促進します。
本事業は、上天草市湯島地域において、市内唯一の限界集落である湯島の地域資源や農水産物の磨き上げを図り、湯島の魅力を知ってもらう仕組みを構築することを目的としています。島内における移住者の生活空間を確保し、島民による移住者の受け皿を構築することで、条件不利地域を逆手に取った「島ならではのスローライフ」の移住を促進します。具体的には、「恋する灯台」や大型のアコウの木などの恋愛をテーマにした地域資源を活用し、湯島地区に人の流れを作るプランを構築。魅力的なウェディングのフォトスポットとしてフォトウェディングプランを商品化し、県内を中心に情報発信します。また、島内の空き家を有効活用した住まい及び雇用(リモートワーク)の確保に取り組み、湯島のスローライフを体験するツアーを定期的に開催することで、湯島地区の魅力とスローライフを相乗的にPRし、移住に結びつけます。これまでの成果として、定期船利用者数および移住希望者数はコロナ禍で一時的に落ち込んだものの、コロナ前よりも増加し、R6年度の利用者数は29,384人となっています。湯島の食材を活用したメニュー開発や湯島フェアの開催により、市内の飲食店にも食材の魅力が伝わっています。地域おこし協力隊を中心に、カフェや宿泊施設が稼働し始め、島の素材を磨き上げることが観光客誘致につながり、収益化も見えてきています。KPIでは、湯島定期船の利用入込人数が目標値を上回る増加を達成しています。